「PTA不倫」この刺激的なワードを聞いた事があるでしょうか?
PTA会合で知り合い男女の付き合いに発展してしまうという事例は確かにあり、妻や夫が家庭を離れての別コミュニティーに所属する事がきっかけで始まるのです。
依頼者であるEさんと妻、長男の3人が岡山県総社市のEさんの地元に戻るきっかけは、長男が小学校にあがる時でEさんの「自分が育った町で子育てをしたい」との思いからでした。もちろん家族で話し合って決めた事だったそうです。
2年、3年とあっという間に時が経ち、総社市での暮らしにも慣れていくうちにEさんは子育てやPTAの学校に関係する事柄は妻に任せっきりになっていました。
一方でそれらに一所懸命に関わろうとする妻の姿に頼もしさも感じていたそうです。
ところがある夜、同じPTAの役員仲間であるKさんの妻が突然自宅を訪れ「オタクの奥さんとウチの旦那がいま浮気している」と告げられた。 思いもよらない発言にびっくりして取り合わないEさんを見越してか証拠として持参した二人の生々しいLINEでのやり取りを見せたそうである。
Kさんの妻が用意してきた証拠を見せられたEさんは茫然。
「確かに二人のやり取りのようでIDも内容も間違いない。それにこの人は妻が今夜PTA会合に出ていて留守でもある事も知っていた・・・」
ただ、いきなり降って湧いた話に「はい、そうですか」という訳にもいかず、とりあえず妻に確認するからとその場は引き取ってもらう事にした。その際、K妻は「離婚を前提に浮気の証拠固めをしているので、今日来た事とLINEでの証拠の件は内密にして欲しい」との念を押され、尚更生々しく受け取った。
そして帰宅した妻に「PTA会合どうだった?」とそれとなく聞いても「別に」「いつも通り」ととぼけられたEさんはそれ以上問い詰める事は出来なかったそうである。
二日ほど考えたEさんは、ご近所同士での話でもある為放っておく訳にもいかず、K妻と連絡を取り合い凪探偵事務所を来訪。
状況証拠はあるものの決め手に欠ける現況を変えるために不倫調査・浮気調査を実施する事となった。
調査料金はKさんの妻と折半するという珍しいケースである。